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なぜ自分でやらずに引越し業者に依頼するのか

公開日: : 引越しの基礎知識

この記事の所要時間: 345

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 このサイトでは、かしこい引越し業者の選び方や、少しでも安い業者や良い業者の選び方など、引越し業者を利用することを前提に記述しています。ここで疑問を感じる方がいらっしゃるかもしれませんね。「業者を使わずに自分や家族で引越してもいいのではないか?」と。

自分で引越しするのが当たり前だった時代

 
 たしかに一昔前までは、一般の家庭であれば、ご自分や家族、友人、そして会社の同僚などが参加しての引越しが主流でした。運送会社に依頼するときもトラックと運転手さんぐらい。会社の上司が引越そうものなら、家族サービスをほったらかしてでも駆けつけなければ、勤務査定にも響きかねませんでした。先輩の引越しも参加は半ば強制的でした。遠方の親戚の場合でも電車に乗って行ったものです。

 季節や天候によっては大変きつい仕事なのですが、実は一番大変ののは、そう思わないメンバーが混じっていることです。重いものや汚れそうなものには手を出さず、休憩ばかりするのはまだいいほうで、いつの間にかいなくなり、終了まじかに再びあらわれ、食事と祝儀だけ持って帰るやつがいます。そして参加した事実だけを作るのです。来ないよりはいいのですが、まじめにやってると馬鹿を見ることもあります。

 お金をかけずにという理由ではなかったと思います。手伝ってくれた方には例え親戚でも、ご祝儀は必要でした。人数分ですからけっこうかかります。食事にしても寿司を取ったりしてました。最後には蕎麦ですね。本当はご近所に配る乾麺が「引越し蕎麦」なんですが。

 それでも楽しいことも多かった記憶があります。女性陣が用意する昼飯をみんなで囲んだり、帰りに食事したり、ご祝儀を頂いたり、仲間と汗をかくのもいいものです。不要なものを頂いたりもします。これは良し悪しですが・・。

 くわしくは知りませんが、海外などでは一般的に自分たちでやることが多いように思います。少なくとも、日本の引越しセンターのようなサービスはないようです。
日本の引越しの映像(大手の研修センターの模様。)をYouTubeで見た海外の反応では、「スゴイ!」「ビューティフル!」「日本に住みたい」「わが国では考えられない」「いくらでも払う」「わが国では引越しで必ず何か盗まれる」といった具合ですから、事情はずいぶんと違うみたいです。

引越し業者に頼むのが当たり前の時代

 時代は移り、現代ではどうかというと、まず声をかけても人が集まりません。「それ仕事ですか?」「プライベートを大事にしたいので・・」ともっともな理由が挙げられます。「業者を使わないのはケチ」とまで言われかねません。職場であったなら「職権乱用」で訴えかねません。
例外は人気者。カワイイ女子とイケメン男子は、呼ばなくても来ます。

 家具などの大型化や、家電などの多さ、プライバシーの問題なども、友人知人に頼まなくなった一因でしょう。自分の家の経済状況も見られてしまいますから。自分の生活を覗き見られるのは敬遠されます。女性の場合、住所さえ知られたくない場合もあります。

 特殊な現象として、高度成長期から、単身、家族にかかわらず、転勤のための引越し費用を会社が負担したこともあります。また、新築物件への引越し費用を不動産会社などがサービスする事もあります(こう乳価格から見れば、そのくらいサービスできますよね。)そんあことで、企業と契約し引越し業者が活躍し始め、一般的にも認知度が高まったといえるでしょう。

「アート引越しセンター」のCMも大きかったと思います。「荷造りご無用0123」のキャッチフレーズは同社だけではなく、業界全体の認知度を上げました。

 これらが、大半の場合には、引越し業者に依頼するのが普通になってきた背景にあります。引越し業者の低価格化やサービスの向上も見逃せない理由です。「運送会社」から「引越しセンター」という風にイメージが徐々に変化し、競争の激化は利用する側にとってはありがたい事です。自分で引越しをするより、専門の業者に任せることで、時間を有効に使え、その他の用事もこなせます。

 また、仕事や子育てなどで、荷造りもままならない方は、すべておまかせのサービスを利用すれば、前日まで何も出来なくてもです。最近は高齢者の方の利用も増えているようです。

 また、不用品の引き取りやエアコンの取り外し取り付けなど、結局何らかの業者に頼まなければならない実情もあります。

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