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引越し事故実例「人形ケースの破損の場合」

公開日: : 引越し事故実例

この記事の所要時間: 45

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非常に多い「人形」や「人形ケース」の破損事故

 引越し作業において、一番気をつけなければならないことが、契約者と作業員も双方ともわかっていながら、非常に多い破損事故が「人形」及び「人形ケ?ス」の破損です。その実例として多いのは、人形ケースのガラス面の破損があります。作業中の落下ということもゼロではないのですが、それほど重量もなく、荷姿も持ちやすい箱型なので、専門業者の作業員なら可能性は低いでしょう。

引越し一言アドバイス

 通常壊れ物の場合は「人形ケースです。」とか「壊れ物です。」などと声を掛けながら、最後の作業員まで受け渡しをしています、

 原因として考えらるのが、その荷物が壊れ物である「ガラスケース」であることが表示されていないことでしょう。ベテラン作業員なら持ち上げた時に「?」と気づくかも知れませんが、他のダンボール箱rといっしょに置いてあれば、スピードも求められる作業ですので、特別慎重な取り扱いは期待出来ません。その結果、トラックの荷台に置く際の衝撃で割れたり、積み上げる際に他の荷物の下になって潰れたり、走行中不安定な場所に置いてしまったりして転倒破損、ということになります。

引越し一言アドバイス

 実際に持ってみると、大きい割には非常に軽い荷物は疑ってかかります。

 事故の状況としては、非常にわかりやすく、その瞬間に「やった!」と気が付きます。そのため、すぐに梱包を解いて確認し、責任者及び契約者に報告します。通常、契約者に了承を得た上で営業店に持ち帰り、事故担当に状況説明と処理を依頼することになります。

事故処理の流れ

 事故担当者は作業員からの事情聴取を済ませると、責任の所在を判断しますが、持ち帰る指示を出す時点で、作業した側の責任を認めている場合が大半です。契約書や法を持ち出せば、お客さん側で梱包した荷物は弁償する義務はないと突っぱねることも可能ですが、スムーズに引越し代金を領収するためにも、弁償や修理程度ですむなら気持ち良く処理してしまいます。

引越し一言アドバイス

 大手の場合は事故受付がしっかりとしていて、担当者も在籍しています。しかし、小規模の特に引越しを専業としていない業者の場合はこの当たりがあいまいになりがちです。現場の作業員任せになると、やったやらないの口論になってしまいがちです。

 ガラスの破損で済めば、ガラス店に持ち込み、大きさや厚さの同じガラスを作成してもらい、はめ込んでもらいます。料金も数千円程度なので、保険も使わずに支店の経費で済みます。人形本体に修理が必要な場合にも、人形専門店に修理を依頼します。完全につぶれたような場合には(経験はありませんが、クルマで踏んだり、高所からの落下でしょうか)同等品との買換えか、相当分の金銭での弁償になるでしょう。メーカー等に問い合わせて調べますが、思い出の品が多く、なかなか納得してもらえませんが。

引越し一言アドバイス

 やっかいなのが陶器、磁器でできているものや、ガラス工芸品類です。修理は不可能といってよく、少しでも欠けたり割れたりしても価値は下がるでしょう。そして、引越し作業中ではなく、数日後に発覚するのが常です。高額なものは事前に申告して別途保険に加入してもらいますので、最悪保険事故として弁償します。問題は中途半端な価値のもの。お客さんにとっては大事でも、弁償の金額としては低いもの。同じものが取り寄せられればなるべくそのようにします。

事故を防ぐには

 まずは梱包に注意しましょう。ガラスケースに入った「五月人形」などの場合は、人形本体もやわらかい紙類や、タオルなどで包み、隙間も埋めて動かないようにします。ケース本体は非常にもろく、すぐに分解しがちなので、ケースより一回り大きいサイズのダンボール箱に入れます。そして、隙間に新聞紙などの緩衝材を詰めます。一番肝心なのは「割れ物注意」などの表示を張ること。表示するステッカーはホームセンンターや百均などで買えますが、ダンボール箱に大きく書き込むだけでも効果はあります。そして、他の荷物とは分けておき、作業員に口頭でも伝えれば完璧でしょう。

引越し一言アドバイス

 実は自分で梱包出来ない場合でも、一言声をかけるだけで、作業員が毛布などで簡易梱包をして、注意して運んでくれます。不完全なお客様梱包より、作業員としても安心出来たりします。

 高価な物は、見積もりの際に正しく申告し、別途保険に加入することで、万が一の被害を最小限に抑えられます。十分な梱包がされていないと、保険が適用されない場合がありますので、梱包は業者にまかせることが前提になります。

引越し一言アドバイス
 ようするに、それだけ運送には振動や衝撃が付き物だと、保険会社は判断しているのです。

 

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