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引越し業者の種類とそれぞれの特徴

公開日: : 引越しの基礎知識

この記事の所要時間: 442

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 引越しの日程が決まったら、まず考えるのは引越し業者選びではないでしょうか?。各種CM等で大手引越し業者の名前を耳にすることも多いかと思います。また、近所の運送会社も引越しの看板を掲げています。イエローページを見ればさらに多くの引越し業者の名前を目にするでしょう。どれを選ぶのが最適なのか、そもそも、引越し業者とその他運送業者に違いはあるのでしょうか?まずは、その辺から整理してみましょう。

引越しとは?

 仕事の都合や経済的事情、そして環境を変化させるためなど、様々な事情で生活や仕事の拠点にしている場所を移動する事です。その方法は幾つかあり、自分一人で行なったり、友人や知人に手伝って貰ったり、そして多くの場合、引越し業者を利用します。その種類を紹介しましょう。

引越し業者の種類と特徴

 引越し業者と言いっても、様々な業者があるのは御存知でしょうか。引越し業者というのは引越業者である以前に運送業者でなければなりません。運送業者でなければ引越しをはじめ、有償で 貨物輸送を行うことができません。その中で引越しを専門に行う運送業者が引越業者、 または引越専門業者と呼ばれています。「〇○引越しセンター」「引越し専門○○運送」といったところです。

※緑地に白のナンバープレートがついてる車両を有しているのが正規の運送事業者です。

兼業運送業者の特徴

 引越し専門業者でなく、兼業のところも多くあります。「○○運送」がこれにあたります。既存の施設、車両、人員を利用するので割安な価格設定が多いようです。長距離輸送を手掛けるところは、行程も熟知しており、運行そのものには信頼を置けるでしょう。反面、普段はまったく違う商品の運送を扱っているため、車両は引越し専用に改装しておらず、最低限必要な資材などは用意されていますが、引越を専業で行っていないだけあって、引越に不慣れである作業員にあたる可能性が高いと言えます。日曜休日のみ引越し作業に駆り出されるケースも多く、作業員のモチベーションに問題もあり、当たり外れが非常に多くなります。その代り、地場の得意な地域の引越し料金は割安です。サービスは二の次、ともかく引っ越し料金を節約したい時などは、兼業業者を選ぶのも良いでしょう。

業務の一部門として引越しを扱う運送業者の特徴

 会社自体は引越し専門ではありませんが、引越し部門が完全に部門として成り立っており、引越し専門業者と同じサービスを行っています。大手運送会社の多くがこの引越し部門を既存の施設内に設けており、専用車両と専門の作業員も配備されています。需要期の車両や作業員の手配も比較的手当しやすいという強みもあります。また、引越し専門業者が台頭する以前からの実績もあり、特に大規模な企業の引越しの経験も豊富で、資本力もあるのでクレーンなどの各種特殊機材や貴重品、美術品専門輸送車や、ピアノ等の重量物を扱える専門作業員も充実しています。取引企業やその社員、家族のの引越しが多く、取扱量では上位にランクされる。
 一部門という性格上、CMなどの広報や、新しい料金体系やサービス、専用梱包材の開発などで意思決定が遅く、一般個人の引越しに対して、専門業者に後れを取ることがあります。

引越し専門業者の特徴

 もともとは一般の運送業者だったものが、次第に引越しを扱う頻度が増え、専業に転じたケースが多く、近年は大手、中小と数多く存在します。車両は引越し専用車を用意し、家財を傷つかないような工夫がされています。作業員も一年中引越しを行っているので、技量は相対的に高く、教育も充実しており、清潔感も高いところが多いでしょう。専用梱包材の開発や、新しいサービスの導入などを積極的に行い、品質の向上も目覚ましい物があります。ただし、兼業の業者などと比較すると引越料金は割高だと言えます。
 大手は以上のような利点があるものの、現金収入が確実に見込める引越しに参入する中小専門業者の中には、十分な資材や教区が行き届かない業者も多くあり、特に長距離や家財が多かったり、困難な作業が伴う引越しには不向きなケースもあります。また、大手の問題点としては、競争の激化で、料金が下がるのはありがたいが、訪問しての見積もり営業が基本のため、極端なサービスなどで強引な契約を取るケースもあり、モラルの低下も危惧されている。

軽貨物運送事業者の特徴

 軽トラックや、軽バンを利用する赤帽さんでおなじみの「軽貨物運送事業者」は、単身などの荷物の少ない引越しや、一部の家財の輸送などに利用されます。引越しを意識した特装車も多く、個人経営が多いのも特徴です。引越しに慣れたベテランドライバーさんも数多くいますが、まったくの素人も多いのが実情です。また、高齢化も問題で、階段作業や困難な場面では、お客さんの手伝いが必要でしょう。
*黒地に黄のナンバープレートが ついています。

貨物利用運送事業の特徴

 少しわかりずらいのですが、自ら車両などの運送手段を持たないで、荷主と実運送事業者を仲介する役割を果たしています。「○○引越予約センター」といった社名が多いでしょう。

その他業者

 間違われやすいものは便利屋あるいは、引越しのお手伝いなどの看板を出しているところです。これらはは運送業者ではないので引越しはできません。自社のワンボックス などで引越貨物を輸送し、料金を収受することは違法行為にあたります。他の運送業者の行う引越し委作業の補助であれば問題ありませんが、有償での家財の運送や引越しを行い、料金を徴収する行為は違法になります。

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