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引越しのご祝儀。チップは渡さないとダメなのか?

公開日: : 最終更新日:2014/05/30 料金・代金に関する事

この記事の所要時間: 41

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 ご祝儀とは、堅苦しく言えば「その生業に従事する人々の感謝や発奮を促す行為」となり、日本では不老所得となります。が、引越しでの意味合いとしては、商売されている方やお年寄りは、新居へ移るための「縁起物」として用い、多くの場合は、重労働への感謝として用いることが多いでしょう。当然相手の「気持ち」ですので、必要性はなく要求も出来ません。

引越し時の祝儀

 引越し時にご祝儀(チップ)はどうするのかという心配は、みなさん持っておられると思います。営業マンへの質問、あるいは電話での問い合わせに対しては、結論から言ってしまえば必要ないと答えます。誰でもご祝儀をもらえば、嬉しいものです。何より引越作業員も嬉しくない者はいません。しかし会社側としては必要ありません。十分利益の出る料金を請求しているからです。

 引越作業員がそういったものを受け取ることを一切禁止している引越業者もありますが。それでも渡したいと思ったら渡してもかまいません。欧米流のチップではなく、日本式の気持ちの表れなのです。

祝儀の有無しで作業の質は変わるのか?

 現場の引越作業員からしてみれば、なくて当たり前、出ればラッキー、ぐらいにしか思っていませんが、ご祝儀が出ないからといって作業自体がいい加減になるということはありません。悩むようであれば出す必要はないでしょう。
せっかく低料金での引越しを探したのに、ご祝儀など出したら合わないと考えられる方も多いのではないかと思います。しかし、仕事とはいえ一生懸命運ぶ作業員の姿を見て何かを感じる方もまた、多いのではないかと思います。「ありがとう。」という言葉では足りない部分を補えるのが祝儀でしょうか。慣習としてのご祝儀とは、現在では意味合いが少し変化してきているような気がします。もし、本当によくやってくれたと思えたのであれば、最後に渡すのもいいでしょう。

引越し一言アドバイス

 引越しというのは最も過酷な重労働のひとつです。真夏には一日に何リットルという水分補給が必要なほど、また真冬でも汗だくになりながらの作業となります。ご祝儀とは別の話ですが、作業の合間に飲むジュース代ぐらいは出してもいいのではないかと思います。
もし最初からご祝儀を出そうと思っていられるなら、作業開始前に手渡すことをおすすめします。そうすることで引越作業員に頑張ろうという意識を再認識させることができます。一人いくらとか考えると半端な金額になりますから、チームリーダーにまとめて「みなさんへ」と渡すのがいいでしょう。

渡すとすると「何時」「誰」に渡すのか?

ご祝儀ですとかチップとかではなく、気持ちを渡し頂くので特にルールはありません。チームリーダーが誰かわからず、まごついている間に作業が始まってしまい、渡し損ねても大丈夫。積み終わった時点で「お食事代」として渡すのもいいでしょう。また、最後に「お疲れ様でした。」と言って渡したり、代金の清算時におつりは「みなさんで」というのもしゃれてます。

引越し一言アドバイス

 ご祝儀が必要か必要でないかを別として、ご祝儀には引越しをスムーズに進めるための見逃せない効果もあります。まず引越作業員のお客さんに対する言葉遣い、荷扱いが格段に向上します。何より引越作業員の笑顔が増えることは間違いありません。 これは自分であったらどうかを想像すると考えやすいかと思います。金額の大小といったものも関係ありません。お金でなくても、ジュースの差し入れやお弁当でも一緒です。自分たちに良くしてくれる人にはこちらも精一杯お返ししようというごく当たり前の感情です。

引越し一言アドバイス

知人などに金額について聞かれますが、5千円ぐらいが相場といえるでしょう。多すぎることも、少なすぎることもない金額です。割り切れない場合もありますが、そこはリーダーの才覚で分けます。ちょうどお昼代と休憩時の飲み物代に相当するでしょう。引越し代金はギリギリまで頑張って安くしてもらい、作業員には気持ちよくご祝儀を出すのがスマートではないでしょうか。

で、結局のところ祝儀は必要なの?

結論から言うと必要かどうかの話しであれば、必要ではないというのが引越し業者の答えであり、多くの引越し関連サイト上での答えであり、その通りで間違いありません。しかし、現実にはぜひ渡してくださいというのが、引越し業界に籍を置いていた人間の意見であり、何度も自分の引越しを経験した側の意見でもあります。ただし、ご祝儀を一切出したくないような作業、態度であったなら当然必要はありません。「ご苦労様」「大変なのにありがとう」といった気持が自然に湧いてからで結構ですから、どうぞ気持ちだけでもお渡しください。

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