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引越し事故実例「食器類が破損した場合」

公開日: : 引越し事故実例

この記事の所要時間: 329

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食器類はかなりの量になる

 ご自分で引越しする場合でも、業者に頼む場合でも、一番苦労するのが食器類の梱包。少人数のご家庭で荷物が少な目だと思っていても、ダンボール箱に入れ始めると、予想よりかなりの量になりビックリします。そのため事故の可能性も高くなり、十分な梱包がされていても箱ごと落下させれば、一度に複数の食器類が割れてしまうでしょう。

引越し一言アドバイス

 使用するダンボール箱の数は、標準サイズの食器棚で5?8個。大き目のものなら8?10個程度は必要です。

食器類が破損する原因

 もともとトラックのに室内では、走行中に激しい揺れと振動を受けています。梱包が不十分であれば、それだけで簡単に割れてしまうでしょう。経験と資材が豊富な、業者による梱包サービスなら問題ないのですが、ご自身で梱包した場合には十分な梱包資材が揃えられず、結果として破損を招く事態になります。

 非常に多い案件のため、お客様梱包の場合には、ダンボール箱等に明らかな落下による潰れが見られるような場合や、落下転倒を目撃した場合、作業員が申し出た場合以外には、補償しないことになっています。また、「食器」「割れ物」などの表示がない場合も同様です。

引越し一言アドバイス

 もうひとつの原因として、所定の場所に搬入した際、積み上げすぎてしまい、下の方をいわゆる圧損してしまうことがあります。これは完全に作業員のミスといえます。

事故処理

 食器類は梱包に時間がかかる上に、荷解きにも時間がかかり、箱に入ったまま数か月ほったらかしなんてこともありえます。そのため、破損の連絡が作業日からかなりたってからというケースも多くなります。スタッフの記憶も薄れ、事実の把握は困難になります。そのために、あるていどの補償はやむをえないと判断することにもなります。

 お客様の心情を考察すれば、数日たってからお皿が1枚欠けていることを発見しても、連絡してくることは滅多にありません。弁償してもらえたとして、その金額も数百円なのですから。したがって、わざわざ引越し業者に連絡しないと思われます。そんな中、連絡される時は、よほどの事であるとの判断で、お客様梱包の場合でも、誠意を持って対応するはずです。どちらかというと無形のクレーム対応といった形に近く、食器類の破損に対することよりも、作業員の態度や作業方法に対する不満を聞くことになります。もちろん通常の食器であれば、迷惑料込みで数千円の支払いをする場合もあります。

引越し一言アドバイス

 高価な食器というのがあります。保険に別加入するような美術品ではありませんが、いわゆるメーカー品、ブランド品というものです。これらはセット品が多く、一点でも欠けると価値が無くなるため、同じものを探し出します。セットの金額は高価になるので必死です。ですが、メーカー品は探しやすく、古いものでも手に入れることが比較的容易です。

事故を防ぐためには

 一にも二にも梱包の仕方につきます。小さ目のダンボール箱に新聞紙などを使ってくるみ、箱の8分目ほどまで詰めたら隙間を新聞紙をまるめたものや、タオルなどで詰めて、ゆすっても触れ合う音がしないようにするのがコツです。

 このような梱包にすると、多少乱暴に扱ったり、落としても簡単には破損しません。

 間違った梱包で一番多く見受けられるのが、詰めすぎの状態。ダンボール箱が膨らむまで詰めてしまうと、上にもう一つ重ねただけでも、中身が損傷する可能性があります。

 箱の目立つ場所に「食器類」「割れ物」の表示をする事も重要です。ステッカーにしたものがホームセンターや百円ショップなどで購入する事が出来ます。また、マジックなどで記入することでも効果はあります。箱の正面と上面に表示し、それが見える様に置いておくことが重要です。 

 引越し業者により対応は大きく異なる事案のため、上記の解決方法はあくなで一例にすぎません。そのため、引越しにおいて食器類が破損した場合には、作業を依頼した業者の判断となりますのでご了承下さい。

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